
新築祝いと引っ越し祝いの違いについて
こちらのページでは「新築祝いと引っ越し祝いの違い」と、「新築祝いのマナー」と「引っ越し祝いのマナー」について解説いたします。
新築祝いについて
新居のお披露目に招待された方が、お祝いとして当日に持参、または招待される前に贈ります。
ただし、最近は新築披露を行わない場合が増えています。新築披露を行わない場合は、「入居後1か月以内を目安に贈る」のがよいでしょう。
引っ越し直後は忙しいため、入居から1~2週間ほど経って落ち着いた頃に贈ると喜ばれます。
引っ越し祝いについて
親しくしていた方や、なにかとお世話になっていた方が引っ越しをされる場合に、今までのお礼の気持ちを込めてお餞別を贈ります。
新築祝いのマナーについて
お祝いを贈るタイミングについて
お祝いは新築披露の前日までに届けますが、間に合わない場合は当日持参します。その場合ほかのお客様にわからないよう、さりげなく手渡してください。
☆新築披露がない場合
ただし、最近は新築披露を行わない場合が増えています。新築披露を行わない場合は、「入居後1か月以内を目安に贈る」のがよいでしょう。
引っ越し直後は忙しいため、入居から1~2週間ほど経って落ち着いた頃に贈ると喜ばれます。
☆遠方の場合や訪問予定がない場合
遠方の場合や訪問予定がない場合は、完成や入居の知らせを受けた後、早めに配送しても問題ありません。
☆遅れてしまった場合
1か月を過ぎても、3か月程度までであれば「新築のお祝いが遅くなりましたが」と一言添えて贈れば失礼にはなりません。
☆入居前に贈ってよいか
引っ越しの前後は忙しいですし、インテリアの場合は保管するのも大変なので、入居から1~2週間ほど経って落ち着いた頃に贈るのがよいでしょう。
お祝いの金額の相場について
一般的に目上の方やお祝いに現金を包むのは失礼とされていますが、新築祝いの場合は問題ありません。
現金を贈る場合、自分と相手との関係性によって、お祝いの金額の相場が異なってきます。
親から子供への金額の目安:1万円~5万円
兄弟や親戚への金額の目安:1万円~5万円
友人への金額の目安:5千円~2万円
会社関係(上司や同僚など)への金額の目安・・・5千~3万円
取引先への金額の目安:
お祝いの金額は、会社間の親密度、取引の度合い、などによって、違ってきます。
一般的な相場としては「3万円~5万円」程度が一つの目安とされています。日常的な取引関係になる企業であれば、この範囲で無理のない金額設定が適切です。
一方で、特に重要な取引先や長年の関係がある企業に対しては「5万円~10万円」程度を目安とするケースも見られます。
今後の関係性も踏まえ、上司に相談したうえで判断してください。
☆お祝い金は新札を入れるのがマナー
新しい生活をスタートさせる相手へのお祝いの気持ちと、清浄なものを贈る意味でも、必ず新札を用意してください。
のしの表書きの書き方や水引の選び方について

水引:紅白の蝶結び
のし:あり
表書き/上書き:「御祝」「御新築祝」「御新築御祝」など
表書き/名前:姓名をフルネームで
夫婦連名での名前の書き方について

夫はフルネームで、妻は名前だけを夫の位置に揃えて書きます。
3名までの連名の場合の名前の書き方について

地位や年齢が上位の人から順に、右から書きます。
同じ立場の人同士なら、あいうえお順に右から並べます。
4名以上の連名の場合の名前の書き方について

代表者の氏名を中央に書き、その左横に「外一同」とする。
また、グループの名称があれば「◯◯会有志」などとします。
おすすめの筆記用具
表書きは墨をつけて筆で書くのがマナーです。毛筆か筆ペンを使って書きます。「墨の濃いもの」を選んで下さい。
万年筆やボールペン、フェルトペンなどは避けましょう。
中袋の書き方について

表側:中央に金額を書きます。ただし、市販のもので金額の記入欄がある場合はそこに書きます。算用数字ではなく、漢字を用いましょう。
裏側:住所と氏名を書きます。こちらも記入欄があればそこに書きます。
金額の書き方:金額は漢数字で書きます。表記は正式でも略式でも構いません。
正式・・・略式
金 伍阡圓・・・金 五千円
金 壱萬圓・・・金 一万円
金 弐萬圓・・・金 二万円
金 参萬圓・・・金 三万円
金 伍萬圓・・・金 五万円
金 拾萬圓・・・金 十万円
中袋へのお金の入れ方について
のし袋に入れる現金は、封筒に入れるか中袋に包みます。市販ののし袋で中袋がついていないときは、半紙か奉書紙で包むと丁寧です。
中袋を上包みから外すときは、水引をかけたまま上包みの下から引き抜きます。水引は一度外すとかけ直すのが難しいので、お金を入れて金額や氏名を記入したらそのまま下側から入れて戻すと袋がよれたりしません。
避けたほうがいい贈り物について
新築祝いで避けるべきプレゼントは、大きく「4つ」に分けることが出来ます。
1「火事を連想させるもの」
2「真っ赤な色のもの」
3「燃える」「焦げる」などの忌み言葉を連想させるもの
4「倒れる」「衰える」「破れる」「落ちる」「閉じる」などの忌み言葉を連想させるもの
「ストーブ」「灰皿」「ライター」「キャンドル」「ランプ」などは「火事」を連想させるので、避けたほうがよいでしょう。
プレゼントを選ぶ際の注意点について
品物を贈る場合、品が重なったり、相手の趣味に合うかどうかということがありますから、親しい間柄ならば、希望を尋ねてから決めるのがよいでしょう。
絵画、書物などはインテリアに合うかどうかわからないため、新築披露での家の様子を見てから贈るとよいでしょう。もちろん、その際は先に事情を話しておきます。
おすすめなプレゼントについて
どんなものがいいかわからない場合は、新築をしたということでなにかとお金のかかるときですから、「現金」や「商品券」を贈るのがよろしいでしょう。
食器・台所用品・・・新築祝いの品は食器などの「入れ物」が吉とされています。
本人の好みに合わせた大皿などの「食器」や、「鍋」などの台所用品も。
インテリア:インテリア用品は、贈って喜ばれるお祝いの筆頭です。先方の都合がつけば、一緒に選ぶのがベストです。
日用品・・・「スリッパ」や「マット」などの日用品は比較的無難。「観葉植物」や「花」もオススメ。
酒類・・・新築披露当日なら、「シャンパン」や「ワイン」「日本酒」などを持参するのもよいでしょう。
お祝いに添えるメッセージの文例について
・ご新築おめでとうございます。念願のマイホームはいかがですか。皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
・ご新築おめでとう。ご近所の名所になったと聞いてます(笑)。近いうちに遊びにいくから、追い返さないでくださいね!
・ついにやっちゃったね。新居を建てたからにはドッシリと腰を据えて、幸福な家庭をつくってください!
・ご新居落成おめでとう。旦那様とあなたがお力を合わせてのお城、うらやましい。近日大勢でお訪ねしますわ。
・待望のご新居落成おめでとうございます。きっとあなたのセンスが生かされたすてきなお住いでしょう。近々拝見に伺います。
・新居落成おめでとう。若いのに大したガッツだとみんなも感心していたよ。奥さんも大満足だろうね。我々を招待して、大いに羨ましがらせてくれ。
・現役引退後は都塵を離れ、温暖明媚の地に風雅な庵を建てて糟糠の妻と暮らす。我々の理想を君は現実のものとした。立派だ。ご新築おめでとう。
・ご新居の完成をお祝いいたします。それにしても君の実行力には、頭が下がります。本当にやり遂げましたね。心から敬意を表します。
・憧れのマイホーム完成をお祝いいたします。我々にとっては、憧れは夢だが、君はそれを実現したんだ。本当におめでとう。
・おめでとう。新しい木の香りを満喫していることでしょうね。うらやましいわ。きっとお祝いに訪ねます。
新築披露に招待された場合のマナーについて
新築祝いで招かれた際は、必ず家の人の案内に従います。勝手に他人の家を見て回り、調度品の品定めをしたりするのは大変失礼なのでやめましょう。
方位や間取り、建築費用などの話題も避けます。そのほか、新築祝いに関する忌み言葉を使わないよう注意しましょう。
☆NGな忌み言葉
火事を連想させる言葉・・・「燃える(火・炎・焔・煙)」「焼ける」など
家の倒壊を連想させる言葉・・・「閉じる」「つぶれる」「破れる」「傾く」「さびれる」「失う」「流れる」「飛ぶ」「腐る」「朽ちる」「崩れる」「壊れる」「落ちる」「終わる」など
引っ越し祝いのマナーについて
相場の金額について
金額の目安は2~3千円くらいです。
品物について
現金で贈っても構いませんが、品物で贈るなら「スリッパ」や「テーブルクロス」「エプロン」などの実用品が一般的です。
のしの表書きの書き方や水引の選び方について

水引:紅白の蝶結び
のし:あり
表書き/上書き:「御餞別」
表書き/名前:上書きよりやや小さめの文字でフルネーム
「お金を包む 心を包む」より
「冠婚葬祭 マナーの便利帖」より

































